トップガンは30年前に上映された映画です。その時に主演俳優が乗っていたバイクがGPZ900Rでした。”2”では30年の時を越えて最新モデルスーパーチャージャー付きの化け物バイクが登場しています。ギネス達成動画有り

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トップガンとは

トップガンは1986年のアメリカ映画でアメリカ海軍の戦闘機パイロットの青春群像を描いた航空アクション映画で、主演トムクルーズ・ヴァル・キルマー、メグ・ライアン、ティム・ロビンス今ではあまりお目にかかれない程の豪華主演作品でした。その劇中に登場するバイクがkawasakiGPZ900Rと言う今でもレジョンドバイクとして雑誌などによく登場するバイクです。

カワサキ GPZ900R

海外では人気でも日本では自主規制の為に国内モデルはダウングレードした750CCしか存在しなかった悲劇のバイク

概要
GPZ900Rの登場以前、1983年当時のカワサキのスポーツバイク最上位機種であったGPz1100(ZX1100A)は、Z-1以来の伝統を持つ空冷4気筒エンジンを採用していたが、これ以上の性能向上は望めず、重量が大きすぎるため運動性を損なっていた。
小型で高出力なエンジンとコンパクトな車体を組み合わせることによって、GPz1100以上の動力性能とワンクラス下の俊敏さを併せ持ったロードスポーツを実現すべく、GPZ900Rが開発された。エンジンは全く新しく設計された水冷第1世代で、908cc排気量で115psを発揮し、1984年当時としては一流の性能だった。また、それを支える車体はラバーマウントを持たずにリジッド締結としたハイテンションスチール(高張力鋼)製で、ダウンチューブを廃止した代わりにエンジンそのものをストレスメンバーとして使用するダイヤモンドフレームを採用し、低重心化に貢献していた。また、空気抵抗を抑えるフルフェアリングと16インチフロントホイールの採用も当時は目新しい点だったと言える。
結果としてGPZ900Rの最高速度は250km/hをマークし、GPz1100よりも馬力では若干劣りながらも、最高速度・加速・コーナリングなどすべての面でGPz1100を上回る性能を持つ軽快なスポーツ車が誕生した。
なお、姉妹車に同一の車体構成でボア・ストロークをダウンしたエンジンを搭載するGPZ750R ( 748cc / 77ps・G1-G3 ) があり、北米を除く各国に輸出された。日本国内では750cc超の大排気量車の販売が1991年まで自主規制されていた関係上、国内市場向けとしては750ccモデルのみの販売となった。しかしオリジナルを求めるユーザーの需要も多く、多数のGPZ900Rが逆輸入と言う形をとって日本国内で登録された。
生産終了された2000年代以降も旧車ファンから一定の支持を集めている。

wiki

カワサキ H2R

劇中に懐かしのGPZ900Rはもちろん登場しますが、その後継機であるH2が登場します。市販車で購入できる車両で300KM/H出た車両としてはスズキハヤブサが有名です。ハヤブサの凄いところは150万円ほどで300KM/Hの速度が体感できる所です。車で300km/hを出そうと思えばやはり高級車と呼ばれる車を買わなければ無利な所を軽自動車を買う金額で体感できるところだと思います。無論日本国内の公道では制限速度が存在しますので、出すことは出来ません。ですがサーキットであればそれは可能になります。見たことの無い速度域を体感しようと思うと凄くコストの良い車両だったと思います。そして2015年にカワサキからH2が発表されます。この車両の凄いところは何と言ってもスーパーチャージャ装備のバイクだと言うところです。このエンジンを積むことで劇的に速度域をクリアしていくこととなります。まずヤングマシンと言う雑誌の企画でH2(市販モデル公道走行可能)の最高速アタック動画です。テスト当時は2018年ですが、2019年モデルは337Km/hをボンネビルで出したモデルが販売します。

雑誌ヤングマシン 日本自動車研究所 高速周回路でのテスト動画

今度はH2Rノーマルの最高速アタック動画です。

ギネス達成の瞬間

ワールドレコードアタック動画です。

まとめ

映画などに出てくるバイクはやはりカッコイイですよね。この他にも色々なバイクが色々な映画で登場しますが、トップガンではやはり気になっていたのはカワサキのバイクが出てくるかです。戦闘機と一緒に走るシーンはかっこよすぎです。ちなみにH2Rの定価ですが、5940000円消費税込み(公道走行不可)です。H2は3564000円消費税込みです。どちらも魅力的ですが、自分にあったバイクをバイク屋さんで相談して買うのも大事だと思います。H2はカワサキ正規代理店でしか購入できませんのでご注意下さい。