ニンジャ1000をカスタムしてGPZ900Rに近づけてみる
GPZ900Rと言えば歴戦の名車でありますが最近あまりにも高額なので安い車両で乗りやすいGPZの形をしたバイクを目指してカワサキZ1000の2009年モデルをベースにカスタマイズすることに決めました。
Z1000ならGPZに近い形が可能にな
まずGPZ900Rを購入しようと最初は考えますがやはりカスタムすることが前提になりますのでまずある程度カスタムした車体を探さねばなりません。この場合の条件としては
- 好みのカスタムであること
- なるべく新しい年式言えば1999年以降のモデル
- 欲を言えば1999年式で車体が綺麗なもの
- 色は塗ること前提なのである程度我慢する
以上のような条件を出して探してみると最近の中古車市場で行けば大体80万近くになることが判明ここからさらに自分好みにしていくと100万ほどかなりの金額になります。
色々考えていると僕の中で一つの疑問がわいてきます
GPZ900Rを何度か乗っていますがノーマルのホイールで乗ったのは最初の1台くらいでリアタイヤを太くしたかったのでそれ以降の車両は17インチ化しています。これはスタイルが好きなのでこの様な状態にして乗りますが実際は好みもあるでしょうがノーマルのフロント17インチリア18インチが結構乗りやすかった記憶があります。
これはどういうことかと調べてみるとやはり17インチ化をすることでフレームとスイングアームのピポット位置のバランスが崩れるらしです。さらにハイグリップタイヤをはかせることでフレームへの負担もあるらしく確かにちょっとコーナーでの曲がりが気になるし以前の中古で買ったGPZ900Rは高速で走っている時に何だか由れていたような気がします。運転技術が高ければそんなの気にならないと言う人もいますが私的にはブレーキでディスクの歪みで出る蹴り返し等でも気にする人間なので曲がる時に曲がりにくさを感じるのはストレスが溜まります。
さてそうしたことを考えるとACサンクチュアリさんがコンプリートで出してるGPZ900Rに興味が行きます。無論お高いけどかなりのボリュームでカスタムが施され乗りやすそうなのは見てわかります。それを購入するとなると300万程かかりますし真のGPZ900R好きなら安いのでしょうが貧乏ライダーの私にはかなりの高額商品になってしまいます。そこで
白羽の矢が立ったのはZ1000この車両意外と乗りやすい割に不人気車で(多分丸目ライトじゃないから)エンジンにしても高トルクで曲がりやすく足回りにしても07以降はラジアルマウントキャリパー装備と以外に贅沢に作ってあります。
ネットで調べてみると以外にもGPZ900Rのカウルを取り付けた車両もあり結構かっこいい
一台だけしか無いのであればかなり苦労しないと取り付けが出来ないのかと思いきあ
以外に数台発見できしかもフロントカウルのみでは無くテールもすべてGPZ風にしてる車体もありました。この車体は意外と50万前後で手に入るのでこれをカスタムして行こうと計画は始まります。
安いZ10000は2009年式以前のモデル
調べてみると2010年以降のZ1000はニンジャ1000との兄弟機にみたいになっているらしくアフターパーツもカスタムパーツも豊富なようです。市場の人気があるのはこの年式からで金額も70万からで高額なにおいがします。
2009年式以前の車体はやはり安くてまぁカウルの形も好みがわかれるところですよね
金額的に探していくと2005年式と2009年式の金額が変わらないのも面白いところではありますがそうなれば選ぶのは2007年式以降のラジアルマウントの車両です。
早速オークションで探して購入です。
GPZ900Rへの道のりは結構遠かった
さて車両は届きましたがまず何処からしていくか一応計画としては
- フロントカウルステーの溶接
- フロントカウルの加工(多分切ったりしないとダメっぽい)
- アンダーカウルの取り付け
- ホイールの交換(三本スポークはちょっと好みに合わない)
- 前後ドラレコの取り付け
- マフラーの交換
- フェンダーレス
- 塗装?
- メーター移設もしくは汎用品の取り付け
こんな感じで考えてます。
予算は出来るだけ抑えて40万ほどこれなら合わせても100万超えないので良いかなと作業は自前なので時間ある時か他の仕事終わってからボチボチしていくの無料
カウルのステー取り付けは悩みましたが車体を元に戻さないこと前提で作業を進めるのでフレームに時下溶接することにZRX1200用にフレームに取り付けるステーもあるのですが在庫が無いらしく遅くなるとのことここはあきらめました。
カウルについても実はそれ用のキットを販売しているところも有るのですが納期がかなりかかるらしいのでこれも論外、やるからにはすぐ乗りたいですしね
とりあえず必要なものをピックアップ
- アッパーカウルステー
- アッパーカウル
- ミラー左右
- ヘッドライト
- インナーカウル
- ウィンカー前後
- メーターステー
- メーター社外品
- マフラースリップオンもしくはフルエキ
- フェンダーレスキット
- 前後ドラレコ
- アンダーカウル
- ゲイルスピードホイール
- 前後タイヤ
- 520へコンバートのチェーンとスプロケット
- ブレーキマスタ
- クラッチ
- 携帯ホルダ
- 携帯用USB電源
こんな感じで揃えていくことしします
結局Z1000にニンジャカウル取り付ける費用は?
まずはフレームの加工に出します。
アッパーカウルとステーを用意しますが、アッパーカウルをいきなり新品で合わせに使うのはちょっとビビったので傷と割れがある中古をオークションで仕入れてきました。
これである程度の形を整えてステーの溶接をしていきます
この時はそこまでお金がかかるとは思っていなかったんです
ステーの溶接が終わるまでに他のパーツも探していきます
中古のパーツもふんだんに使用する予定ですが新品と値段の差が無いものは新品で結局使ったのは
- アッパーカウルステー(新品\20020
- アッパーカウル(取り付け位置決め用+通常用+(ヤフオクで納期2週間のものを購入したが購入後6か月待ちになると連絡ありかんたん決済は返金できませんと言われた無駄カウル)\12400+\39380+\24068
- ミラー左右(あんまり張り出るのが嫌でGPZ750用をヤフオクで購入 \8244
- ヘッドライト(LEDヘッドライトヤフオク \15500+\13200
- インナーカウル(純正が廃番の為ヤフオク ¥11272
- ウィンカー前後(リアは在庫分フロントは純正を購入 ベース¥666+¥3790+\5520
- メーターステー(カーボン板を購入 ¥660×2+3790
- メーター社外品(欲しいメーターが30万程したので今回は断念
- マフラースリップオンもしくはフルエキ(年齢に合わせて爆音過ぎない安定のヨシムラをヤフオク \84030
- フェンダーレスキット(デイトナフェンダーレス ¥2970+
- 前後ドラレコ(アマゾンで購入→結局ミツバサンコーワのドラレコが一番良かった ¥21999
- アンダーカウル(少し大きめのやつをヤフオク ¥17000
- ゲイルスピードホイール(新品は納期未定だったので中古を14年式をヤフオクで購入後アクテブで09用にコンバート加工 \98000+\88000+\5500
- 520へコンバートのチェーンとスプロケット(スプロケはゲイルでチェーンは排気量のあったチェーンを江沼チェーンスリード ¥3850+¥14300+¥30800
- ブレーキマスタ(レバーの交換がしたかったのでニッシンのR-1用をヤフオク \13200+\6500
- クラッチ(ゲイルのクラッチレバー ¥30800
- 携帯ホルダ(デイトナ ¥3690
- 携帯用USB電源(デイトナ ¥3960
- シフトインジケター(プロテック新品 \16940
車体が55万円加工代金が88000円パーツ代が600039円
合計金額 1238039円(泣
この後車検代金やもろもろが出てきたんでさらに10万程上乗せでした。
まとめ
結局は業者用のオークションでGPZ900Rを買った方が良かったかも知れない金額になりましたがでも意外と乗ってみると素直に曲がるしコーナーはトルクフルに曲がるしZ1000結構いけるじゃんってなりました。
形がGPZ風なのが一番気に入ってますし取り付けの時点で少し前に垂れる形をチョイスしたのでそれも合わせてかなりのお気に入りバイクです。
GPZ900R風にして良かった点
形が一番気に入ってます
ゲイルをはいているので遠目からの見た目もGOOD
ヘッドライトのLEDで顔のしまりが良い
作ってから車検を受けてるので公認車検で安心
Z1000をGPZ900R風にして困った点
お金がかかりすぎる
ミラーが短いステーを選んだから見えない
GPZ900Rを知ってる程度の人にはGPZ900Rとしか認識されない
ノーマルに戻せないので売る時はこの型が好きな人しか買ってもらえない