ホンダの故障コードの見方
エンジンは止まらないが、エンジンマークは点滅?するので故障コードを調べてみると、直ぐに内容がわかりました。故障コードの削除方法もあるみたいので調べてみました。
故障コードの見方
バイク用のエラーコードは長い点滅と短い点滅の二種類で判断しますが、判断方法が分かり難いのも現状でしっかりと理解して故障箇所を探して修理をします。例えば
- エンジンはかかるし乗れるが
- 警告灯が点滅する
- スピードメーターが動かない
等の場合にはサイドカバーのカプラーを短絡(ショート)させることで、エラーコードが確認出来ます。このコードの場合は11なので長い点滅が1回の後、短い点滅が1回あり、その後も同じ点滅を繰りかえすようになりますが、ほかに故障の箇所があれば、さらに点滅があります。そうすれば故障箇所が車速センサー異常とわかりますので、センサー廻りの修理をすれば良いわけです。簡単にできる事と言えばカプラの緩みが無いかくらいしか判断方法も無くそれがダメなら各部のセンサーや配線の点検作業が必要になります。
故障コード用のカプラはここ
メーターの中にあるエンジンマークの点滅回数で診断はするのですが、しっかりと見るためには診断用のモード移行をしなければなりません、このモード移行のやり方はまずセンターカバーを外します。こちらはバッテリーがついている所なので、分かり易いと思います。バッテリーの前についている目隠ししてあるカプラのカバーを外して、中の配線をクリップなどで短絡させます(もしこの記事を読んで作業される方は自己責任でお願いします)短絡専用カプラ(070PZ-ZY30100)を使用します。これで準備完了です。あとはメインスイッチをオンにして警告灯の点滅回数を確認すれば大丈夫です。
エラーコードは全機種同じなのか
エラーコード(故障コード)に関してはHONDAであれば一緒のはずなのですが、車と一緒なのか確認しようと思います。
エラーコードを比べてみたんですが、意外と違いました。これは年式によるのかも知れませんが、一番最初のエラーコード1ですが、バイクの場合は吸気圧力センサ回路低電圧となっているに対してO2センサカプラ外れとなっています。バイクの場合はO2センサのコードは21番なので車と同じではないようです。バイクでも年式によって違いがあるかもしれません。
コード一覧
- 1・吸気圧力センサ類異常
- 7・油温センサ類異常
- 8・スロットル開度センサ類異常
- 9・吸気温度センサ類異常
- 11・車速センサ類異常
- 12・インジェクタ回路類異常
- 21・o2センサ類異常
- 29・IACバルブ異常
- 33・エンジンコントロールユニット異常
- 91・イグニッションコイル類異常
- 105・燃料供給システム空燃比リッチorリーン異常
まとめ
原付のエラーコードを例に挙げてみましたが、大型バイクではコレよりも多くの情報がでるようになっているはずです。メーター内のエンジンマークで知らせるシステムではこれが限界で、しっかりと見る場合はパソコンに繋げてみるのが正解だと思いますし、結局のところエラーコードがでるとHONDAのバイク屋さんに持ち込むのが一番ではないでしょうか。