原付バイクを譲渡時にしなければならない必須項目
原付バイクの登録時に石刷りを求める自治体が多いようなので、石刷りに使う道具を3つほど比べてみました。方法はさまざまですが、必要に応じて使い分けるのも良いかも知れません。
用意する物
石刷りは白い紙などでも出来ますが、オートバイの場合はマスキングテープなどが使い勝手が良いようです。通常であれば、オイル等の汚れとかも無く貼ればそのまま使えるんですが意外とオイルの付着があったり、汚れや擦り傷で見えなかったりと、色々弊害もあるようです。今回用意した道具はこちらです。
- 3Mメンディングテープ
- 鉛筆
- サクラクレパス
- 乾拓用固形墨
この三つに絞ってためし刷りをして行こうと思います。
鉛筆の場合
鉛筆は固めの芯が良いようです、使う箇所に寄りますが、テープの上から刷るので尖った先の点で刷るよりは横に向けて使ったり面で刷るほうが綺麗に見えます。原付等は比較的やり易いですが、ステムの付近にあるKSRやエイプ等はやり難いうようです。線が細いので何度もこすらなければなりませんが、擦り過ぎると本来の溝部分にも入ってしまい綺麗に取れない場合もあります。
クレヨンの場合
クレパス等は柔らかいので色が乗りやすい特徴があります、これは鉛筆などでは何度もしなければならない部分に対しては使い勝手が良いのと狭部分であれば鉛筆などでも先の部分を使わないと取れない部分などは軽くなでるだけで良いので使い勝手が良いように思えます。TODAYなどのフレーム後ろ側に車体番号の刻んである車両等はコツはいりますが、使い勝手は良かったです。
固形墨 乾拓用
これは最近知ったのですが、固形墨で石拓用の道具です。鉛筆の時も書いてありますが、硬いほうが溝を埋めずに石刷りが取りやすくなります。しかもこの形で全体が墨なので、フレームのステム側はもちろん手が届き難いところでも使いやすいのが特徴です。
まとめ
上から順番にクレヨン、鉛筆、固形墨となっています。この三つを比べても断トツに鉛筆が使いやすいのが分かりますが、鉛筆は斜めに向けながらで使用するか平たく切って使用するかで使用使える場所が変わってしまいます。クレヨンは柔らかい分そっと撫でる様に使うことで文字が浮き出る用に刷れます、あまり強くしてしまうと最初の文字”H”のように埋まってしまうのが特徴です。固形墨は分かり易く黒く出ますが、面が広いので間違えて多めにしてしまいます。どれも使うシーンに合わせて使うことで特徴が見出せる感じになっているので、是非試して見られてはいかがでしょうか。