YB125SPのフルカスタムは結構お金がかかる
YB125SPフルカスタムを頼まれたわけでもないのに作ってみたんで説明を簡単にしておこうと思います。ハンドルまわりからヘッドライトテールランプ、フレーム加工をして艶消し黒に仕上げでカフェレーサー風にしてあります
- 車体回り
- エンジン回り
- 足回り
- マフラー
- タンクカスタム
- 電動系電装系カスタム
- ヘッドライトカスタム
車体回り
カフェレーサーといえば全体的に黒いイメージが濃いのでこの車体は艶消し黒を塗ってあります。エンジン回りの塗装は耐熱黒を塗った後に耐熱のウレタンクリアを重ね塗りすることでエンジンオイルの付着やオイル交換時のオイル垂をパーツクリーナーなどでふき取っても大丈夫なように仕上げました。タンクからテールランプへの流れを直線的に仕上げるのにフレーム加工をしてあります。無論ノーマル戻しはできません。ハンドルに関してはセパハンをチョイスしたかったのですが、トップブリッジのハンドル取り付け部分がどうしても飛び出すのでハンドル逆付けしてあります
エンジン回り
エンジン内部は特にいじってませんが排ガスの還元装置はエアクリーナを取り外してパワーフィルターに交換してあるので還元装置は取り外してあります。エアクリーナを取り外したのでバッテリーを置く位置に苦労しましたがシート下に新しくバッテリーケースを作ることで解決してあります。ちゃんとセルでエンジンがかかるので問題ないと思います。
足回り
足回りは通常キャストホイールの１７インチですが社外品の18インチスポークホイールを装着することでカフェレーサーらしい大きなタイヤとブロックタイヤで存在感を増やしてます。このホイールは結構お値段が高い上にタイヤも新しくしなければならないので予算がオーバーしやすいです。
アローズさんのホイールを組み込んであります
YB125SPスポーク ワイドサイズ ホイールセット（アルミ・シルバー）フロント18インチ・リア18インチ（前後セット） | AJS MOTORCYCLESやSKYTEAMのカスタムバイクを扱うカスタムホビーショップ「アローズ」 (arrows-hobby.com)
マフラー
マフラーも社外品ですが、こちらはYBR125用のマフラーを取り付けてあります。エンジンは一緒なのですがフレームの構成が違うのでステータンデムステップへ大型のスペーサーを入れて対応してあります。
タンクカスタム
タンクはアマゾンで購入した鉄タンクを少し錆を出した状態でウレタンクリアーで保護してあります。錆の進行は収まる形にはなりますので問題ないかと。さらにタンクの取り付け位置が少し高いのでフレームを少し加工して通常の位置より低めに取り付けをしてあります。タンクの受けはカラーを追加することで止めてフレームへは高さ調整のカラーとフレーム直接ボルトで取り付けることで解決しています。
電装系ヘッドライトカスタム
メータは社外品で燃料計が使えないのでそれに応じた燃料計を取り付けてあります。シフトインジケーターがノーマルで装備してるのでそちらはそのまま利用してスピードメーターのケーブルもそのまま使ってありますがタイヤの外周が大きくなっているので若干ハッピーメーター気味なんで速度には注意してのらないといけません。ヘッドライトは最近はやりのLEDヘッドライトでライトステーはフロントフォークの径にあったサイズが無かったので若干加工してつけてあります。メーターの移設とヘッドライトの移設にともない配線関係は延長もしくはカットしてタンク下に入れてあります。バッテリーの配線も延長してスカチューンが目立つように加工しました。テールランプもLEDに交換することで消費電力を抑えてあります。
まとめ
全体的に安くでカスタムをしようと頑張りましたが意外とお金がかかり高額になってしまいました。記載はしていませんが、メーターは3個ほど交換しましたし、ヘッドライトも2個ヘッドライトステーも2個ハンドルも一文字を付けてみたり普通のハンドルをつけてみたりと色々苦労の連続です。タイヤの料金も記載はしてませんが結構お高いです。バッテリーはYTX-4LBSを使用していますがバッテリーケースはワンオフですしホイールも大きくしているのでサイドスタンドも加工して延長してあります。意外と見えないところで予算をつかってしまうので、カスタムを申し込まれるときは思った以上にかかることを覚えておいてください。
参考までに
フレーム加工 約8万円
配線加工 約5万円
サイドスタンド加工 約１万円（現物合わせ必須）
持ち込みで加工や作業をする場合は約35万から40万程かかる可能性があるのでご注意下さい