ヤマハSR400のエンジンのかけ方の動画は色々ありますが
しっかり初めからの動画は少ないように思えます。


今回は華奢な女の子がSR400に乗りたいとのご要望なので
しっかりローダウンした車両を用意させて頂き

少々長いですが、エンジンをキックペダルでかけるかけ方を
しっかりと見て頂こうと思います。

準備段階

最初の準備はローダウンからです。
サスペンションはヤフオクでよく見るサスです
少し高さ調整機能がありますが、ブッシュの部分が入らなくて
困る商品です。
今回はノーマルサスのゴムブッシュを付け替えて使用したところ
うまい具合に使えましたので、此れで対応させていただきました。
エンジンは暖気をしてはありますが、暖気状態でエアスクリュを
調整して少し濃い目にしてあります。
冬になればまた空気の密度が変わるので、調整しますが。
最初にかかりやすい状態で収めるのがよいですよね。

靴はライディングブーツを履きましょう


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SR400はキックでエンジン始動をするので、かかとのあるのものが良いです
それに、エンジンをかけ損ねるとキックペダルが反動で戻ることがあるので
足首を守るライディングシューズはとても有効です。
是非ライディングシューズは履いて乗ってください。

エンジンのかけ方の注意


エンジンを始動する前にしっかり確認したいのは
まず
・メインキー
・キルスイッチ
・ニュートラルランプ
・サイドスタンドもしくはセンタースタンド
・バッテリーの状態(ウィンカーが元気良く点滅しない場合はX)

これらを確認して頂き
まずキックペダルを重くなるまで踏み込みます。
重くなりこれ以上は結構な力を入れないと動かなくなってきたところで
「デコンプレバー」を引きます
このデコンプレバーを引いた状態であればキックペダルはらくらくに動くはずなので
この状態の時に少しだけ動かして
ヘッドの横にある”小さな小窓”から金属片が見えるか確認します。

一般的にこの状態がかけ易い状態なんですが
ここにもうひとつ大事なところがあります。
キックの踏む始まりの位置です。

動画で確認して頂ければわかりますが、このキックの始まりの
位置に少しでもズレがあれば
踏むときにズレがあり、しっかりとしたエンジン始動状態に
ならないので、注意が必要です。