長期間乗らずに毎月のようにバッテリーを充電しているとたまにウソをつくようになるのです
いったい何が起きているのかそれを少し解説します
さて乗らずに月に一回程度バッテリーを充電することはよくあると思います。しかも最近のバイクは電子制御になっているので尚更バッテリー充電しておけば安心だと思うことでしょう。ですがこれには罠があります何故かと言えば、これはバイクのバッテリーに限らず携帯電話の充電と同じ効果です。そうメモリー効果これはバッテリーがあまり減っていない状況でバッテリーを充電することでその充電量のみしか使えなくなる効果です。これが起きるとどういう状況になるかと言えば
・バッテリーの電圧は12vを指す
・充電器にさしてもすぐ満充電になるだいたい10分程度
・バッテリーつなげた状態でスイッチをONにするとすぐにランプ類が暗くなる
・セルを回そうにもうんともすんと言わない
・充電が悪いのかと思い充電器をつかってもすぐに満充電になる
このように充電器では満充電の表示になるにも関わらず
電圧が低くなるこれを私はバッテリーが嘘をつくと言っています。
これを回避する策としてはやはりバッテリーの電圧が低くなっている状況での充電とバッテリーは気温差にとても弱いので気温差を無くすように室内保管することが求められます。さらに年数を経たバッテリーはさらにこの状況に陥りやすいので2年または3年を過ぎたバッテリーは保管する時は交換前提で利用することが良いのではないでしょうか。
バッテリーが嘘をつかないように何とか頑張りたいのですが出来ることなら乗ることが良いと思います。
ですが実は少し疑問もあります。
バッテリーの電圧が低くなる原因として気温が低くなるというのがありますが、これは一度メーカーに聞いたことがあるのですが、メーカー曰くバッテリーは寒くなるとバッテリー能力レベルが下がると言われました。これは確かに寒い時期はかかりが悪くなり冬の終わりにエンジンかけて春に備えようとするときバッテリーが上がった状態になることと関わっていることは明白ではないでしょうか。まだ疑問は残ります。
では乗っている時に充電するのはメモリ効果は出ないのか?
そうなんです減った分のみを充電しているのであればメモリ効果もそうですがさらに過充電も気になるところです。過充電はレギュレターが作動するのでそこまで無いようですが確かに24時間走りづづければどうなるかわかりません。大概バイクは人が乗るものなので充電時間は長くても3~4時間ほどではないでしょうかさらに
乘っている間はエンジンや伝送系が消費していますのでメモリ効果は置きにくいのでないでしょうか、12時間乗れるバイクがあれば過充電でバイクが動かなくなるみたいなことはあるかも知れませんが最近のバイクではリッター約50km走れば良い方なのでそれが12時間走るとなると高速道路で24リットルのガソリンを消費することになり走行距離は約1200km大体九州から青森くらいの距離を12時間走り続けないといけないので人の体がもたない気がします。
やってみた方ぜひバイクがどのようになったか教えてほしいです。
ちなみに最近のバイクはICレギュレーターを積んでいるので充電電圧はかなり制御しているらしいです。
まとめ
バッテリーが嘘をつくとどうなるか少し理解していただけたと思います。
大事なのは
バッテリーは充電する時は電圧を図って低い状態から始める
気温差の無いところで保管する
月に一度はバイクに20~30分は乗るようにする
保管場所で困った時は
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