最近エンジンが止まるバイクが増えています。実は対策を練ることで回避できるのですが、エンジンが止まった時の0円で対処する方法と対策をまとめておきます。
最近エンジンが止まる車両は決まってインジェクション(燃料噴射電子制御)のバイクが多いようです。
スクーター等通勤の足に使っているバイク等は特に起こり易いんですが

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それには理由があります。

2サイクルバイク(オイルを入れるタイプ)やキャブレター車両ではあんまりなかったことなので、バイク屋さんもびっくりしているところが
多いはずです。インジェクションのバイク特有なので、機構の説明からしたいところですが、それはまた今度で対処方を書きたいと思います。

エンジンが止まった時の対応方法5選

そのいち

費用0円 信号待ちで止まった時はまず歩道などに押していきましょう。それから作業を開始します。エンジンスタートボタンを押してもキュルキュルと回るだけの状態の時はまずキックペダルを探します。国内のバイクでは左側についていることが多いので知ってる方もいらっしゃると思います。そこを蹴るのですが、コツがあります。コツはキックペダルにしっかりと土踏まずをつけて下に踏み抜くことです。コレを繰り返すことで、エンジンがかかる可能性があります

そのに

車のバッテリーに繋ぐ キックペダルを踏み続けること数十回エンジンのかかる気配が無い場合はバッテリーを車からジャンピングしてセルモーターで頑張ります。プラスとマイナスの位置を間違えないようしましょう。間違えると二次災害のヒューズが飛ぶと言う現象が起きます。

そのさん

バッテリーをつなげてもかからない場合はいよいよエアクリーナーの蓋をあけましょう。無理やりではありますがエアクリーナーのフィルターを外した後にエンジンコンデショナーを内部へ1秒程吹きかけます。吹きかけたあとはバッテリー上がりに注意しながらセルボタンを押してエンジンがかかるか確認します。

そのよん

さらにかからない場合は次にプラグを交換します。プラグレンチを用意しなければならないので費用はかさみますが、プラグを外した後に今度はプラグホールからもエンジンコンデショナーを0.5秒ほど吹きかけます、あんまり吹きかけるとエンジンが壊れることがありますので、注意しましよう。

そのご

いよいよ最終手段です。バイク屋さんに持ち込みましょう!実際この段階まででかからない場合は深刻な故障(エラーコードが出ている場合が多い)が起きている可能性が高いです。修理代金はかかりますが、ここはプロにまかせるのが一番です。日ごろのメンテナンスがたたり起きた可能性もあるのでしっかりと見てもらいましょう。

防止策5選

止まった時の対処法を書きましたが、実際は事前に防げることも分かっています。
ちゃんと対処法を実践するだけで、今後の出費が少なくなるので、是非やってみて下さい。

ガソリンに添加剤

ガソリンに添加剤を入れる方法がポピュラーです、これはエンジンが止まる時にカーボンがみと言う特殊な故障の為に起こり易いからです。事前にカーボンを減らすことで燃費の向上とエンジントラブルを減らすので効果は結構あります。代表的にワコーズのフューエルワンが有名です。

エンジン暖気が大事

エンジンが冷えている時は未燃焼ガスが発生し易くエンジン内部にカーボン(燃えカス)がたまり易いと言われています。冷えた状態で短距離(約5分)でエンジンを止めることを繰り返すと未燃焼ガスがエンジン内部にたまり易いだけではなく、冬であれば内部が結露することで水混じりのオイルがさらにエンジンを蝕むことになります。週に一回程度は30分ほど走行するか乗る前に10分ほど暖気をするのが良いようです。

年に一度はプラグ交換

点火プラグの火花はカーボンの除去作用もあります。メーカーの指定では10000kmで書いてあることが多いですが、消耗品には変わりありません。しっかりと交換して常に強い火花でエンジン内を洗浄することで、二次災害を防ぐことができるはずです。

半年に一度はオイル交換

オイル交換はメーカーの指定通りですることも大事ですが、オイルの消費期限は約半年と言われています。半年を過ぎると酸化が進みオイル本来の仕事が出来ないと言われています、本来の仕事が出来なければエンジン内の摺動でピストン内に入り込みせっかくの添加剤や新しいプラグが意味を成しません。距離を走らなくてもしっかり交換していきましょう。

定期点検が寿命を延ばします

定期点検は人間もバイクも必要です。昔ほどほったらかしでバイクは乗れなくなりました、いまはしっかりとした定期点検で悪いところを事前に見つけて修理をしてエンジンや足回り灯火類を良い状態で警察に止められることのなく乗れるでしょう。

まとめ

エンジンが止まる前にすること

  • 暖気をする
  • 添加剤を入れる
  • 定期点検をする

エンジンが止まったら

  • キックを数十回踏み抜く
  • バッテリーをジャンピングしてセルを回す
  • エンジンコンデショナーで無理やりやってみる

以上になりますが、なるべく防止対策をねりましょう。
実際に一度も止まったことが無い人がいらっしゃる訳ですし乗り方による故障の可能性が高いです。