車検対応の小さなヘッドライトはこれが一番

車検対応のヘッドライトでしかも移設が簡単な素材としても有名なヘッドライトですが、配線が特殊で困っている方も多いと思います。コントローラーユニットと合わせての購入で転倒させる配線を説明します。今回の素材はYZF1Mの2017年式です。YZFR6のヘッドライトも共有なので参考にして下さい。

ヘッドライトの特殊配線

R1のヘッドライトは特殊な配線で切り替えスイッチはマイナスアース(GND)となっています。これは常にユニットに電源を供給している状態でスイッチングでヘッドライトを点灯させることで作動するユニットなので通常のバイクであれば電源のプラス端子をスイッチングしますので、簡単に取り付け出来ないのが現状です。ただしこれは簡単に解決できます。

今回はFZS600に取り付けしますので、ヘッドライトが2灯ある機種ですが単灯の機種では分岐が増やすだけで済みます。

使用する器具

使用するに当たり部品を購入しましたが、中古パーツでも結構高価なので注意が必要です。

  • 中古 YZFR1Mヘッドライトユニット左右
  • 中古 YZFR1Mヘッドライトコントロールユニット
  • 新品 エーモンリレー4極型 x2
  • 配線用コード 5M
  • 配線用ギボシ オス メス

車検を通ることが前提のカスタムなので光軸が調整できるように今回は純正のステーも一緒に取り付けしています。
電源やアースは全てヘッドライトからとりますので、メインハーネスの配線加工や左スイッチの配線加工もしなくて良い方法をとります。

ユニット配線は6本
電源2本
アース2本
LO用コントロール線
HI用コントロール線

リレーは電源が入ればアースに落ちるようにしますので
LO用のリレーはLoの電源とアースが二本コントロールユニット線を足して4本です。

HI用のリレーはHIのスイッチが入る時にプラスが流れるのでコレを利用してHI用電源が一本とアース線が二本そしてHI用コントロールユニットの配線が一本の合計四本となります。

こう考えると簡単な配線で出来ますので参考にしてみて下さい。

配線図(らくがき)

配線図は簡単な落書きをしましたので、これを参考に組み立てました。


まとめ

高価なヘッドライトユニットで新品で7万ヤフオクで4万程するものです。しかも加工が必要であればなお更手が出ませんが、一度は取り付けてみたいものですしレーシングカウルを取りつけた状態ではさらにかっこよく仕上がる感じも素敵です。マイナスアースのコントロールなので断念する方も多いようですがリレーを使えば簡単に点灯できるので参考にしてみて下さい。