バイクに乗っている時に気になり始めると音と言うものは小さな音でも気になるものですが、私もたまに聞こえるので不快に思うこともありますが、構造を知れば仕方ないと思うこともあります。特にブレーキをした時に聞こえるジーと言う音について

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ジーと聞こえるのはディスク構造上の問題

ディスクの構造上”冷却する”と言う機構は必須です。冷却の出来ないディスクはブレーキパットを過度に熱しますのでブレーキパットのフェード現象 おこしてしまうので、必ず冷却するように出来ています。その構造でコストがあまりからない一種が穴空きのディスクブレーキです。他にも二重構造になってるブレーキディスクとかもありますが、重量やコスト面で行けば十分使えるレベルのものであるのは間違いないはずです。そのブレーキディスクの穴はブレーキパットに左右から押さえつけられるので、その部分だけが加熱されます。加熱されると穴に入っている空気が膨張して空気が抜ける時に”破裂音”がします。その連続で”ジー”と言う音に聞こえるのですが、この現象が起きやすいのは新品のブレーキパットと新しめのディスクで起きやすいようです。

聞こえやすい機種があるのは当然

音が聞こえる人と聞こえない人がいるのですが、個体差と言うよりも機種によって聞こえ易い聞こえにくいがあるようです。

聞こえ易い機種は

  1. オフロードバイク
  2. ネイキッドバイク(原付は特に聞こえ易い)
  3. アメリカン(穴あきディスクを使っていない車両も多い)
  4. スーパースポーツ系(カウルがあるので聞こえづらい)

オフロード車の場合は特にフェンダーなども離れているので聞こえやすい機種になります。

どうしても気になる時の対処方法

気になるものは気になります。これを鳴らないようにするためにはブレーキディスクの交換もしくはパットの加工をすることになります。

ディスクの交換は穴なしに変えれば問題ないですが、結構高いし部品がなければどうしようもありません、

安くで出来るのはやはりパットの加工です。パットの加工についてはディスクの穴の通り道にしたがって圧縮されないように空気の通り道を削れば大丈夫です。削り幅が多いのでブレーキが利かなくなることもありますので、自己責任でしてもらわないといけませんが、そこを割り切れるかどうかが勝負ですね

まとめ

機械ものなので音が鳴るのは仕方ありませんが、バイクの場合は特にエンジンが露出していますし、タイヤのロードノイズなども良く聞こえます。エンジンの音すらも聞こえますがそこが楽しいところでもありますし、ブレーキの音も異常がないか点検をバイク屋さんでしてもらい。どうしても気になる時は相談して何処まで抑えられるか話し合うのも良いかも知れません。