GPZ900RにZRXのマフラーを取り付けしようとするとオイルパンの形状の問題が出てきますオイルの通路は同じでもオイルを貯めておく容量の問題で形状が変わるのですが、ついでに後発の熟成された物に交換したいですよね。必要なパーツ等をまとめて見ましたので参考にどうぞ!
実質交換したときに困ったパーツ等を
掘り起して行こうと思います。
ZRX1100のマフラーを手に入れてみた
某オークションサイトを定期的に回っているいる時見つけました!
ZRX1100用マフラーGPZ900R用カチ上げ仕様!!
しかも30kほどで落札!
通常のGPZ900Rマフラーはステップの形状上どうしても下位置にしか付かないマフラーが多く
カチ上げマフラーともなれば結構お高いのが相場なんですがこれは
安い買い物をしたと上機嫌にあんるほどでした。
このときはこれからの苦労が全く想像もつかず
安くで手にはいったマフラーを喜ぶばかりでした。
ZRX1200のオイルパンを手に入れた
無論。簡単に取り付けできないことは某知恵袋で入手した情報で
探ってあります。
その某知恵袋に寄ると必要な物は
- エキパイフランジがGPZ900Rより長いのでゼファー750のロングスタッドボルト(92004-1208)
- オイルパンの形状が違うのでオイルパンをZRX1100用(49034-1139)
後はできればガスケットを新品に変えると最低地上高もあがりバンク角も深くなると書いてありました
それだけでは無いかも知れないと思うことは他のサイトを見れば大体分かりますが
そこまで必要じゃないでしょうと、タカをくくり
某オークションサイトでオイルパンを探す日々が始まります。
毎週金曜日と日曜日は某オークションサイトに検索で「ZRX オイルパン」等と検索を
かけてはZRX400のオイルパンを見つつ1100用か1200用を探します。
通常であれば新品を購入するのが良いと思うのですが、何が不安かと言えば
センサー類が移設できるのか分からない所とオイルフィルター部分が同じか同かも分からない状況では
新品を購入していざ付け替える時に何もかも新品をとって結構使いましたが一番怖いのです。
ちなみに必要パーツを検索してみるとセンサー類まで購入すれば30000円程かかります。
これでは中古で購入した意味すらもなくなってきます。
ここは慎重にことを運ぶためにも中古のオイルパンが必要だったのです。
そして念願のオイルパン中古を入手しました!!
結局、10000円ほどかかりましたが、オイルフィルター部分を中のオイルバイパス
やフィルター部分もついての落札だったのでまぁまぁだと自分に言い聞かせます。
新品購入はスタッドボルトとガスケットのみ
それだけ揃えば後そろえるのは
ロングスタッドボルトゼファー750用28mm→35MM
オイルパンガスケットZRX1100用
のみでした。
ここからはバックステップに変える予定だった車両なので
バックステップとマフラーステー(某オークションサイトで長さを指定して購入できました)
これだけと後オイルを用意して作業を開始します。
エンジン下部の作業なので、作業台を使った作業をしています。
通常作業台の無い方々は苦労すること間違いないです。
あっても大変でしたし
愕然とする取り付け時のトラブル
作業を始めてしばらくすると当然純正オイルクーラーの取り付けが問題になります。
ZRXシリーズはすでにオイルクーラーは装備していないので、そこに至ってはバイパス用のホースを
購入すれば問題ない用に思うのですが、私は無い知恵を絞って考えます。
他のサイトでも話題になっていますので、参考にしましたが
まずオイルの温度が鬼のように上がる件について
通常油令のバイクはオイルの温度は100度以上で動いていると聞いたことがあります
実際オイルは沸点ではなく熱による化学変化を気にするほうが良い
GPZ900Rが作られた時代は鉱物油が主流で鉱物油の化学変化の開始は約70度から90度と低め
最近では鉱物油よりは化学合成油のほうが断然多く流通していて
化学合成油の熱変化は110度から130度程度を言われています。
コレだけを聞けばオイルクーラーの意味は無いように思えますが
GPZ900Rの場合はエンジンを止めた後にファンが回るのですが
これは油温が高い状態で回るらしいです。
確かにオイルパンにセンサーがついています。
見比べるとZRX1200のオイルパンには油圧センサーは付いていますが
油温センサーはついていません。
ならばGPZ900Rには不要なのではと思ったのですが
ここでもう少し考えます。
ZRX1200も1100もそこそこ大きいラジエーターが付いているが
GPZ900Rのラジエーターはお世辞にも大きいとは言いがたい
ラジエーターを変える予定であれば問題ないが、以前大型ラジエーターに交換した時に
冬場に走行していると一向にラジエータが温まらずにエンジンの調子が悪かったことを
思いましたし、大型ラジエーターは今回は控えたいと思っていたところでした。
であれば、ここでオイルクーラーを無くしてバイパスしてしまえば夏場は大型ラジエーターに
変えて過ごすとしてもまた冬は同じようにオーバークールで調子がいまいちになるかも知れない
結果!
オイルクーラーは何とかして取り付けをする方向で!
でも一筋縄ではいかないことも分かってます
GPZ900R用のオイルクーラーの穴の取り付け位置と
ZRX用では取り付け穴は存在するものの明らかに取り付け方向が違うのです。
結局買ってしまったオイルクーラー
ここで探るのはどうやって自在のホースを探すかですが
意外と「プロト」製品に自在の長さで作るキットなるものがあったのですが
「プロゴールドAR」なるものがありました。
こちはら自在の長さと取り付けのカーブが選べるので何でもできそうですが
結局、予算と納期の都合であきらめました。
そうなってくるといつもの手に出るしかありません。
何だか高い時もあれば安くで悪いものもたくさんある某オークションサイトで
オイルクーラーを探します。
一週間ほどしか探していなかったので見つかったのは20000円のオイルクーラーのみ
ほかは3万から4万するものばかりで新品とさほど変わらない状態での金額でした。
ほかアップガレージなども行けば良かったんですが、そこまで時間が無いのが
現実です。
これでいよいよ取り付けです。
ZRXのオイルパンには油温センサーがついていないので、GPZ900R側から外します
オイルフィルター部分はほとんど変わりなかったのでそのまま取り付け作業をします。
問題はガスケットです。
ガスケットは上部分にも残ってまして、これを削り取る作業が時間かかりました。
使うスクレーパーはカミソリベースの歯が鋭くかつ幅が広いもので削らないと
合い面のアルミに傷をつけてオイル漏れのモトになってしまいます。
慎重に大胆に削っていく作業です。
これで半日は使います。
ガスケットリムーバーも使い慎重に残りが無いようしていくので
結構大変です。
ガスケットさえ取れてしまえば後は取り付けだけ
ネジロックの付いているネジとついていないネジがあるので気をつけて
オイルのドレンやオイルクーラーの取り付けもしっかりトルク管理します。
そうして付くはずだったのですが、取り付け時にトラブル発生?
某オークションで購入してマフラーですが、最初に買ったときから二ヶ月が経過していたんですが
初めて箱を開けてびっくり!
サイレンサーないの中間のパンチングが固定されていない状態でした。
さすがオークション!
こういった見えないところに落とし穴がしっかりあるんですね。
サイレンサー部分は何でも代用出来るんで気にしませんがね
と言うことで無事に取り付け完了です!!
まとめ
取り付けはできしましたが
結構良いことが少ないように思えます。
メリットは車高が上がって下を擦り難くなったことと
バンク角が増えたのとマフラーの選ぶ量が増えたくらいでしょうか。
新品で全部そろえればかなりの金額がかかりますし
中古で探せば時間がかなりかかります。
GPZ900Rはお金のかかる乗りものなので仕方ないと言えば仕方ないので
こう言うカスタムは楽しいかもしれません。
オイルクーラーかBIGラジエーターか悩むところですが
BIGラジエーターにすればオイルクーラーはいらないのかは
疑問が残りますね。
ちなみに
ラジエーター液も進化しています。
ワコーズのラジエーター液は夏場でも冷え易い液体が
存在します。
季節ごとの交換は必要だそうですが、実体験でも水温が上がりにくかったです。
冬場の高速道路などは注意が必要そうですが、原液のまま使用するそうです。
一度お試しあれ!