車でもそうですが、バイクの車検でよくある、

  • 車検代行
  • 認証工場

これって何が違うんでしょう?

どっちがいいの?ぶっちゃけ費用が安いの?
っていうか、メリットやデメリットもあるの??

そんな”気になる!”を調べてみました!

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バイクの車検代行と認証工場の違い

2018年4月から車検代行と認証工場の違いを調べるには車検証を確認するだけで車検整備が行われているかを
判断できるようになりました。

確認方法と一緒に代行ではなぜ整備できないかを考えて行きましょう。

バイクに代行と認証と関係あるのか

バイクでも点検項目がしっかりしてるので見る必要があります。
代行は現状を陸運事務局に持ち込んで陸運局の点検をクリアすれば問題ないはずです
点検項目も陸運事務局ははっきりしていて、

  • 目視での灯火類の検査
  • ブレーキテスターでの引きずりやブレーキ力検査
  • ヘッドライトテスターでの光量と軸の検査
  • 排気ガス検査(年式によっては無い車両もあり)
  • 近接排気音の検査(マフラーの種類では別紙の提出必要もあり)
  • 検査員による目視での検査

これらは認証工場で持込をしても同じ項目です。

代行はコレをクリアすれば問題無いので、持ち込みをする場合は
コレをクリアした状態で持ち込めばよいのです。

認証工場はこれをクリアするのは当たり前なのですが
それ以外にもしっかりと”点検記録簿”をつけて
定期点検部品の交換等もお客様と相談してから、整備を行います。

これだけでも随分と違いがあるように思えます。

指定工場を持ってるバイク屋さんは存在するのか

車ではディーラーや都市部から離れたところでの大型店舗では指定工場が多いですが
バイクの場合は小さい店舗がほとんどなので、指定を取っているお店は少ないようです。

無論、大型店舗で指定工場をしているバイク屋さんも結構あります
指定を取るだけでも結構な費用がかかる上に
指定を取るためには結構ハードルが高いので
バイク屋さんにメリットが少ないのから
少ないのは仕方ありません。
各都道府県に一店舗あればよい方ではないでしょうか。

ちなみに認証工場と取っている店舗も少ないです。
メーカーの看板を上げている店舗はもちろん最低認証工場を
とらなければダメですが、メーカーと契約していない店舗では
認証をとる意味が少なく
認証をとらなくても、整備に自信はあると言う方々もいらっしゃいます。

無論、認証工場をもっていないから整備はしていけませんとはなりませんが
ブレーキ廻りの分解や組み立ては原則認証工場でしか出来ない決まりになっています。

中には認証はもちろん整備士の免許も持たないで整備をする方々もいらっしゃいます
お客様も知っていて頼む方がほとんどなので、問題も無いかもしれません。

代行でも整備出来るところがあれば良いじゃないか

代行はあくまで代行なので、基本はユーザー車検です。
代行業者は何を確認するか知っているので
しっかりそこが悪くないか確認して、陸運事務局に持ち込むので
”ユーザー車検”は通るはずです。

ユーザー車検は本人が陸運局に自分で持ち込みして車検を通すので
認証工場で車検整備をしない分遥かに安く済みます
ですが、整備をしていない状態で乗るので、車検場での
検査員が気づかない故障箇所もしくは壊れた部分は

壊れたままです。

しっかり整備してくれるところもあるので一概には言えませんが
代行のみのお店で頼む時等は注意が必要です。

車検証で確認する時はここを見ましょう。

2018年の4月から車検証の記載が変わりました。

今までの車検証には旧走行距離と現在の走行距離の記載がありましたが
ninsyo2-300x122 バイク車検の代行と認証工場の違いや費用は?メリットデメリットで比較!

新しい車検証には”認証工場番号”や”分解整備記録簿”有りなどの記載が増えています。
ninsyo-300x113 バイク車検の代行と認証工場の違いや費用は?メリットデメリットで比較!

このように記載の変更があるので、4月以降で車検を受ける人は
注意しながら見てみてはどうでしょうか

メリットとデメリット!

最後に認証工場を使っているかどうかのデメリットですが、
実は車両の売却時に影響が出てきます。

無整備のバイクは安く叩かれるネタになりますし
整備をしっかりしてる車両は売る場合は高く買ってもらうネタになります。

同じお店で乗り換え等の下取りや買取をしてもらう場合は
それなりに高く買ってもらえますが、業者を呼んでの買取や
持込の場合は安くなりがちです、でも認証で整備した記録などが
あればきっと高く買取をしてくれる材料になるかも知れません。

たまには車検証の記載事項を確認してみるのも良いかもしれません。

まとめ