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Jアラートとは?国民の命を守る生命線

capture-20170829-093742-300x179 Jアラートがなったらここに隠れろ!隠れる場所探し方10の心得!
皆さんはJアラートというものをご存知ですか?正式名称は全国瞬時警報システムといい、これは津波や地震などの大規模災害や弾道ミサイルなどの武力攻撃事態又は存立危機事態が発生したとき通信衛星を通して地方公共団体に伝達し、同時に地域衛星通信ネットワークに接続された同報系市町村防災行政無線有線放送電話を自動起動させサイレンや放送で住民に緊急情報を伝達するというシステムです。このシステムの最大の特徴は対処に時間的余裕がない大規模の自然災害や弾道ミサイルといった攻撃についての情報を国から住民まで「直接瞬時に」伝達することができるという点です。
ではいざJアラートが鳴った際、私たちはどうしたらいいのでしょうか。核実験や弾道ミサイルなど北朝鮮からの挑発行為が相次ぐ昨今、今回は武力攻撃によってJアラートが鳴った場合どんな場所に隠れればよいのか、その探し方のポイントをご紹介いたします!

生死を分ける数分間、そのときとるべき行動とは

北朝鮮から弾道ミサイルが発射されJアラートが鳴った!でも慌てず落ち着いて、Jアラートが鳴ってからミサイルが到達するまでの時間はわずか数分ですが行動次第で生存率は大きく変わります。まず屋外にいる場合は地下もしくはコンクリート製のビルなどに避難しましょう。建物の中に隠れる場合は窓ガラスが飛び散るなどの二次災害にも注意しましょう。
もし周りに地下や建物がないときは橋の下や塀など体を隠せる場所に隠れましょう。周りに体を隠せる場所が全くない場合はとにかく体を伏せてカバンなどで頭を守るようにしましょう。
家屋などの屋内にいる場合はお風呂場の浴槽に身を隠すのが良いでしょう。もし余裕があればカーテンを閉めるなどして窓ガラスが飛び散らないよう対策をしておきましょう。これだけでもミサイル落下後の二次災害を押さえることができます。
車を運転しているときは物陰などに止めて伏せておきましょう。走行中のままだと危険である可能性があります。もし隠れられる場所が近くにあればそこに行く方が良いですが無理と判断した場合はそのまま車の中にいた方が安全でしょう。

弾道ミサイルの被害と殺傷能力 状況次第でこんなに変わる!

bc769bfc-300x209 Jアラートがなったらここに隠れろ!隠れる場所探し方10の心得!
ここまでは隠れる場所について話してきましたが北朝鮮の弾道ミサイルは実際どんなものなのでしょうか。現在北朝鮮は核弾頭の搭載が可能になったと発表していますがそんな物が落ちてくればどこに隠れても同じなのではないか、そう思う人もいると思います。ですがそんなことはありません。弾道ミサイルは通常弾頭の場合、搭載される爆薬は約1t程と思われます。さらに、弾道ミサイルは命中精度が悪いので特定の目標を破壊するという運用には向いていません。そのため爆風などで殺傷する榴弾になります。その時の状況によって異なりますが爆発の範囲は何もない平地に撃った場合危害が及ぶ半径は訳500m、対して建物など障害物があった場合の半径は150mと大きく変わることがわかります。さらに150m内にいた時でも建物の中や陰に隠れたりするだけでも生存率は大きく変わりますし運が良ければ軽傷で済む可能性もあります。これは核弾頭の場合でも同じことが言えます。当然、被害は大きくなりますがやはり何もしないのとでは天と地ほどの差があるでしょう。

今回のまとめ

長々と説明してきましたが要点をまとめておきます。

  • 可能な限り落下予想地点から離れる
  • 地下もしくは頑丈なビルに隠れる
  • 建物がないときは近くの物陰に隠れる
  • なにもないときはとにかく伏せて頭を守る
  • 家にいるときは浴槽に隠れる
  • 建物の中では窓やガラスからできる限り離れる
  • 運転中は物陰の路肩に停めて体を伏せる
  • 会社や学校にいときは慌てず指示に従うる
  • 普段から隠れられる場所を探しておく
  • どんな状況でも絶対にあきらめない

といったところでしょうか。最後に関してはただのきれいごとかもしれませんが、それでもあきらめないということはとても重要なことだと思います。
さて、今回の記事、参考になりましたでしょうか。この先ますます険悪になっていくであろう国際問題、もしかしたら弾道ミサイルが本当に日本に落下してくる日はそう遠くないのかもしれません。
maxresdefault-300x169 Jアラートがなったらここに隠れろ!隠れる場所探し方10の心得!